私の所属しているハードウェアサポート部は、主に複合機・プリンターのメンテナンス・修理を業務として日々取り組んでいます。
お客様が日々の業務で使用している機械の操作説明や便利な機能・新たに取り扱い始めた機器の紹介など、メンテナンス・修理のみではなく、お客様の目線になって利便性の発掘に重点を置いています。
その他、LANケーブル配線・電話機の設置補助も行っています。
また、状況に応じてPCのトラブル対応や消耗品・PC・周辺機器の販売など、他部署の業務支援など、トータル的な業務を行うこともあります。
営業との違いは、私たちは機械がある事務所の中に入って作業をするため、お客様のオフィスの環境が把握できることです。
オフィスの環境がわかれば、この他にも、こんなことに困っているのではないかという部分を見つけることができます。
例えば、配線が乱雑になっている・コンセントが剥き出しになっているなど、些細なことでも、お客様も気になっており、どうしたらいいかわからないという部分です。
そのようなお客様の小さなお困りごとを解決することで、お客様との距離がぐっと近づく機会にもなります。
お客様に「ありがとう」と言って頂けることはもちろん、「コーヒーでも飲んでいったら?」という、ねぎらいもとても嬉しく思います。
そうした休憩が、お客様のことをおおいに知り得る機会にもなり、この時間を頂けたことに感謝しつつ、やってよかったなとしみじみと感じます。
私の中で印象に残っていることは、会津営業所へ配属される前の引継ぎを兼ねたお客様への挨拶回りです。
きちんと応えることができていたか不安を感じていたお客様から、「連絡がまめでよかったよ」「本当に残念」といった予想していなかった言葉が返って来たときは、恥ずかしながら涙が出そうなくらい嬉しく、感無量の思いだったことを今でもはっきりと覚えています。
「自分のやってきたことは間違っていなかった」入社して5年目、初めて実感することが出来ました。
私は大卒で入社していますが、学生の頃の厳しい就職活動を今でも覚えています。
自分が本当にやりたいことは何なのだろうか、会社それぞれの魅力はどこで感じ取るものなのだろうか、適正診断を頼って良いのだろうかなど、たくさん悩みました。
すぐに決まる人・全く決まらない人がいますが、ほんの小さな光でも良いので希望を捨てずにまずは受けてみることをおすすめします。
自分が動かなければ、スタート地点にも立てません。
先生・友人・家族、周りを巻き込んでも社会人になるまでは恥じることなく協力を呼びかけるのも大切です。
自分に合う会社が、きっとあります。